乳房の健康を守るための専門診療を提供する乳腺外科部門と、甲状腺や副甲状腺疾患を扱う甲状腺外科部門が一緒になって診療しております。
あらゆる乳腺疾患や、甲状腺・副甲状腺疾患の中でも「しこり」や「腫れ」を主体とする疾患に関するお悩みや疑問に真摯に向き合い、安心して受診いただける環境を整えております。
最近では乳房温存術と全摘術が約50%ずつで、全摘術を受けた人の半数弱が乳房形成を受けています。
リンパ節を1~3個くらいしか摘出しないセンチネルリンパ節生検が約80%です。今後は術前化学療法後のTAS*が増加しそうです。
*TAS:偽陰性を可能な限り少なくすることを目的に、TAD(targeted axillary dissection)、SLNB、samplingなどを複合的に行い、元来転移のあったリンパ節を含めて切除する腋窩縮小手術(乳癌診療情報ガイドライン2022より)
甲状腺良性腫瘍は腫瘍長径が5~6cm迄に対して、甲状腺乳頭癌は2cm程度迄で、明らかなリンパ節転移のないケースに、内視鏡手術をしております。
日本乳癌学会前理事長や乳腺専門医を中心に、必要に応じて精神科や形成・美容外科の医師とも連携して診療にあたっています。女性医師もおりますので、ご希望があればご指名ください。
氏名 | 役職・専門・出身 | 資格等 |
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![]() | <役職> 乳腺外科副部長 <専門> 乳癌(乳腺疾患)、甲状腺癌(甲状腺疾患) <出身> 名古屋大学医学部卒業(1986年卒業) | 日本外科学会専門医・認定医 日本乳癌学会指導医・専門医・認定医 日本内分泌外科学会指導医・専門医 日本甲状腺外科学会指導医・専門医 日本オンコプラスティックサージャリ―学会 責任医師 検診マンモグラフィー読影認定医 乳がん検定超音波検査実施・判定医 日本がん治療認定医機構認定医 日本乳癌学会 評議員 日本乳癌学会 診療ガイドライン評価委員 日本オンコプラスティックサージュリー学会評議員 |
![]() | <役職> 医員 <専門> 乳腺・甲状腺外科 <出身> 北里大学医学部(2015年卒業) | 日本外科学会 外科専門医 マンモグラフィ読影認定医 |
![]() | <役職> 非常勤 <専門> 乳腺外科 <出身> 慶應義塾大学医学部(1974年卒業) | 日本乳癌学会専門医・認定医 日本外科学会指導医・専門医・認定医 日本癌治療学会臨床腫瘍専門医 日本がん治療認定医機構暫定教育医 マンモグラフィー読影認定医 医学博士 元日本外科学会、日本癌治療学会理事 日本オンコプラスティックサージャリー学会責任医師 日本乳癌学会名誉理事長 日本オンコプラスティックサージャリー学会名誉会員 日本外科学会特別会員 日本内分泌外科学会特別会員 元帝京大学医学部外科学講座主任教授 元日本癌治療学会理事 |
![]() | <役職> 非常勤 <専門> 乳腺外科 <出身> 産業医科大学医学部(1984年卒業) | 日本乳癌学会専門医・指導医 日本外科学会専門医・指導医 日本がん治療認定医機構認定医 日本オンコプラスティックサージャリー学会責任医師 マンモグラフィー読影認定医 医学博士 慶應義塾大学予防医療センター 特任教授 聖マリアンナ医科大学乳腺内分泌外科 客員教授 元 国立がん研究センター中央病院 乳腺外科長 |
![]() | <役職> 非常勤 <専門> 乳腺 | 日本乳癌学会認定医 日本外科学会専門医 マンモグラフィー読影認定医 乳がん検定超音波検査実施・判定医 医学博士 |